「2019年12月 金融検査マニュアル廃止」それによって、各金融機関の融資対象となる会社の査定方法が変わりました。
今後は、中身が伴わない経営計画書は融資が認められません。
皆さん、私は経営コンサルタントとして20数年間、延べ3000社以上、経営者のお悩みを改善してきました川原と言います。
皆さんご存知でしょうか?
金融機関が各々の独自性によって、融資する際の査定の方法が変わってきているのです。
なぜ、かわったのか? それは金融検査マニュアルが廃止になったからです。
➢ 少し金融検査マニュアルについて簡単に説明します。
もともと金融検査マニュアルが作られた背景は、1998年当時、金融機関はバブル経済に興じて業績拡大一辺倒で、十分な担保も取らず融資拡大に走っていたため、バブル崩壊後、多額の不良債権で金融機関の経営状態が悪化したのです。それらを是正するために急遽つくられたのが、金融検査マニュアルなのです。
➢ここからが一番大事な話をします。3分で終わるので少しお付き合いをください。
なぜ、金融検査マニュアルが廃止になったのか? 時が流れ、経済環境が安定してくると、この金融検査マニュアルが思わぬ副作用がでてきたからです。 理由としては、いくつかあげられるのです。
例えば金融機関が抱える不良債権がすでに一掃され、各金融機関ともほぼ健全な資産状態に回復したことから、金融検査マニュアルの当初の目的がすでに失われていること。
多様化している会社経営の経営悪化要因に対して、現在の金融機関の融資モデルが適切に対応できていないこと。
金融機関ごとに確立されているビジネスモデルが検査基準とかなりずれているため弊害が目立つことなどがあったため廃止したのです。
➢では、何が変わったのか?
従来の金融機関が借りての事業内容よりも担保や保証の有無の重視から、会社の実態・未来・全体を重視へと変わったのです。
「実態重視」とは、個々の企業の事業内容を評価していくこと。
「未来重視」とは、過去数値ではなく、将来の見通しや経営計画にそくしていること。
「全体重視」とは、財務情報の分析だけでなく、ビジネスモデルや取引関係、技術力や販売力、社長の経営姿勢、ビジョンなど決算書には表れないところも評価していくこと。
以上の3つを重視しながら健全なキャッシュフローや実質的な資金がどのくらいなのかをチェックしていくのです。
皆さんの会社はどうでしょうか?
会社の実態は経営計画に沿っていますか?
今回のセミナーでは、金融機関からみた会社の価値、どのようにしたら組織改善が出来るのまでを含み、お時間がある限りお話をしたいと思います。
➢セミナーの内容は
・金融機関の本音
・金融機関からみた会社の価値 事業性評価をどうやってみるのか
・会社には格付けがある、格付け改善のシミュレーション
・3つのステップで経営改善する方法
・格付けを変えるマル秘のスキームの紹介
・硬直した組織を打破したいし売上をあげていきたい
➢セミナーで得られるメリットは!
・金融機関は会社のどこをみているのか
・新たな融資を引き出すための方法
・実効性がる経営計画の作り方
・会社の改善の仕方をまるわかり
・誰も聞けない、金融機関の本音
➢ Zoomセミナーで成果をつくる! 安心、安全、ポジティブな場所にするために、以下の3つのルールを守らない方は途中でご退出いただきます。
(1)本名で参加する
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【セミナー期間】 4月18日~5月2日 (一部10時~12時 二部 13時30分~15時30分)
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