決断と言う言葉、とても重たい言葉ですね。
事業をやっていれば、時として決断をしなければならないことがあります。
皆さんは、今までどういった決断をしてきたのでしょうか。
何かを決めごとをする際の決断とか、人に関する決断とか、事業承継、M&A、相続・・・・
決断することは山ほどあります。
しかし これらの話であればご自身の経験や情報収集さえしていけば、物事の良否の判断によって決断できますし、条件が整うことをまって決断することもできるでしょう。
もし決断したことによって、会社が発展したり、逆に決断したことで会社が衰退するような大事な決断する場面だったら、あなたはどうしますか?
大抵の方は物事の良否の判断で未来がどうなっているのかを想像し、悩み、苦しみ、想像した未来に近づけるために、条件が整うまで決断をしないという判断をくだします。
簡単にいいましたら、経営者の判断と決断が正しければ会社は発展するし、判断と決断を誤れば会社は衰退すると思って条件がととのうまで時間をかけるのです。
こういったお話があります。
皆さんも考えてみてください。
例えば、社内では重要な人物がいるとしましょう。その人物は成績優秀で辞められると困ると思って下さい。しかしその人物は社内の和を乱し他の部署から問題になっているのです。
その人物は成績優秀ですから誰も注意することや叱ることもしないのです。
当然、それを見ている社員からすれば、注意をしない、叱ることもしない上司たちを見て、嫌になって会社をやめていくのです。
成績優秀なこの人物に注意したり叱ったりするとこの人物は退社していくのです。
退社してしますと当然、業績は大きくおち、資金繰りにも影響を与えるのです。
ここであなたに質問です。
あなたならどのような判断をくだし決断をしますか?
実はこの質問、多くの後継者が社長になった時に悩まれて相談にくる内容なんです。
しかし、いくら助言をしても、その場ではわかりましたとはいうものの、機会があってその会社にお邪魔すると
社員の入れ替わりが激しい会社もあれば、勝手に動く社員もいるし、収集つかないような会社もあるのです。
それを見た時に、その人が退社するまで待つんだな~と思いました。
私なら悪い所を指摘して退社するなら退社してもらってもいいと判断し決断します。なぜなら、一瞬の売上より将来の喜びの方が大きいからです。
賛否両論あるでしょうが、決断とは、条件が整うから決断が出来るのではなく、決断するから条件が整うのです。