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これからの経営 インテグリティを目指した会社は生き残る・・その2

前回からの続き↓

隠蔽は世間では会社体質の問題として片づけられますが、会社体質の他に、会社そのものの力量や技量が限りなく低下していることも問題なのです。経営者や経営陣の中には、他社の話をしても「我が社に限ってない」と言い切る人がいますが、そういう人達の会社は、問題がたまたま露呈していないだけかもしれません。

経済環境に翻弄されたり、代が変わるたびに力量や技量が低下したりする会社が存在することは歪みない事実であります。力のない会社は淘汰されるか吸収されるかです。規模の大きな会社では事の重大さに気付くことができるので、組織ぐるみで隠ぺいに走りますが、逆に中規模や小規模の会社では事の重大さに気付けず個人で隠してしまうのです。

こういったことが表にでて、安心や安全だといえるのでしょうか。

先ほどもいいましたが、サービスの提供よりも、先に安心安全が保障されてはじめてサービスが求められるようになってしまったのです。

最近はテレビのCMや種々雑多な媒体に「我が社は安心安全を提供する会社です」とか「安心安全をモットーに活動している会社です」とか、このような会社は何かに気付いたから行動しているのではないでしょうか。お客様や利害関係者が求めているのは、インテグリティを持つ会社であり、そこに信用と信頼を寄せれる会社でなければ繁栄しないのです。

私が冒頭でいったことおぼえていますか「会社が生き残れるのは、競争に勝って生き残っているのではなく、経営という土俵から、早く退場された会社があるから生き残っているだけのこと」であり、ここに答えがあるのです。だからこそ、インテグリティを持つことが重要なのです。

それとインテグリティを意識している経営者は、全ての事に対して誠実や真摯に向き合うために、社会的責任や法令順守を高く持ち合わせ会社活動をしています。

また、経営者は「何が正しいのか」を基準に考えて行動をしていなくてはいけないのです。

人を採用もそうです。

いくら能力が高くても、いくら技術力があっても、人格を見て採用や人事をすることです。経営者の先輩から言わせれば「そういった人を扱う事が出来なければ経営者はなれないぞ」って言われる経営者はいますが、決してそんなことはありません。

一昔前までは、多少の人格に難があったとしても利益を追い続けるためには、能力や技術力が求められた時代はありました。もうそのような時代ではないのです。そのような会社の合言葉はお客様満足といっているのです。

本来、お客様満足を発揮するのは、従業員満足があってはじめてお客様満足につながるのです。

仮に能力よりも技術力よりも人格が重要であることを認識し、人格に基づいた行動を優先するのであるならば、従業員に対しても能力を公正・公平に判断できるようになるのです。

そうすれば、より高い生産性を発揮し、社会的責任や法令順守を高く持ち合わせ会社活動をするようになり得るのです。

多くの会社は今だ、それに気づかず、大変苦労をしている経営者がいます。過去に能力重視、技術力重視をしていた会社は、その彼らによって組織の中心におさまり、能力の向上や技術力の向上がお客様のためになると仕事をしているのです。何か事が起これば、上から目線で話しをし、利害関係者やお客様にとってはメリットがないことに気付かないのです。

私のお客様にもそのような会社は沢山ありました。その中でも、経営のお手伝いは終わっているのですが、毎年数回は、その会社の相談役から連絡があり、愚痴をこぼされていきます。相談役といっても現社長の母親ですが、

もともと、相談役がこの役職に収まることではなかったのですが、前社長、すなわち相談役のご主人が、癌によって天に召されたため、息子が社長に就任し相談役は当時の役職では専務と言う形で息子を支えていたのです。

社長にはまだそんなに技術や能力がないので、社長の支えにしようと思ったのでしょう。技術力や能力的に高い人を役員に昇格させたのです。しかし、ものの見事に組織がおかしくなったのです。そこに、娘婿を会社に入社させ副社長にさせるのですが、技術や能力的に高い人からすれば、役職が上でも関係がないのです。

また、新人社員が入ってきても、始めは社長や副社長に対して緊張感を持っていた新人が1カ月もたてば、風紀を乱す社員に変貌するのです。びっくりするのが、会社の前にある自動販売の所で、社長と数名の新人がいるところをみていたら、新人が社長のポケットに手を突っ込んで「おごってくださいよ」って言っている姿を見たのはびっくりしました。

私はこの会社がそういった会社とは知らずに、経営のお手伝いをしたのですが、彼らが話し合いのテーブルにつかない状態では話にならないのです。

その会社は、業界的には仕事は自然とあるので売り上げや利益は困ることはないのですが、これが、自然に仕事があるのではなく、仕事を取りにっている会社でしたら、経営の土俵から退場になっていたことでしょう。この会社とは今から10年前の話になるのですが、相談役からは毎年きかされているので、相も変わらず、その状態らしいのです。

でもね。こういった会社はいくらでもあるのです。

インテグリティは、会社のトップに立つ人がインテグリティを持ち合わせているかどうかによって決まります。従業員は経営者が掲げた企業理念に基づいて行動し、利益を追求する上で、経営者が社会的責任や法令順守を示すことによって、従業員を含む会社全体が正しい方向に進むための道しるべとなります。また一人ひとりの行動が会社全体に企業文化として根付き、新たに入ってくる社員も従うのです。

※私は愛知県を中心に名古屋経営コンサルとして20年以上、延べ3000社以上の経営に携わってきました 。

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