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時間の価値観(一日は何秒?)

パソコンの中に入っている過去のファイルを整理していたら、十四五年前に後輩がまとめてたワードA4一枚に収まる内容の資料が出てきたのです。

目を通してみると、時間の価値観(一日は何秒)と言うタイトルで、誰かの書籍をまとめたものだろうと思うが、読んでいくと、時間の大切さを改めて思い知ることになったのです。

後輩がまとめた文章は冒頭から核心を突く内容だったので、文章の一部を私の方で修整や訂正したものを、このブログを見ている皆さんと考えてみたいと思います。

銀行があるとして考えてみましょう。                                       その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400円振り込んでくれます。同時に、その口座の残高は毎晩ゼロになります。 つまり、86,400円の中で、あなたがその日のうちに使い切らなかった金額はすべて消されてしまいます。こんな口座をあなたならどうしますか? 

きっと、毎日86,400円を引き出すことでしょう。私達は、一人一人が同じ様な銀行を持っています。それは「時間」の口座です。毎朝、あなたに86,400円が与えられます。

毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。                              それは、翌日には繰り越されません。それは、貸し越す事もできません。                   毎日あなたの為に新しい時間の口座が開かれます。                             そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまいます。

もしあなたが、その日のうちに預金を全て使い切らなければ、あなたはそれを失った事になります。過去にさかのぼることはできません。

あなたは、今日与えられた預金のなかから今を生きなければなりません。                        だから、与えられた時間に最大限の投資をする事に価値があるのです。そしてそこから、健康、幸せ、成功の為に最大のものを引き出すのです。時計の針は走り続けています。

あなたが、待ってくれと言っても待ってはくれません。                             今日という日に、最大の努力をしましょう。

1年の価値を理解するには、浪人学生に聞いてみるといいでしょう。                                 1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を授かった母親に聞いてみるといいでしょう。                    1週間の価値を理解するには、週間雑誌の編集者に聞いてみるといいでしょう。                               1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人達に聞いてみるといいでしょう。                        1分の価値を理解するには、ちょうど電車を乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。                     1秒の価値を理解するには、たった今事故を避ける事のできた人に聞いてみるといいでしょう。                        0.1秒の価値を理解するには、オリンピックで銀メダルに終わった人に聞いてみるといいでしょう。

人によって、時間の価値観は違います。しかし1秒はみんな同じ1秒です。                                  「一瞬一瞬」を大切にすることが、あなたに変化をもたらすでしょう。                                     あなたが持っている1秒は、どれだけ価値がありますか。

あなたは、その時を特別な誰かと過ごしているのでしたら、十分に大切にしましょう。その人は、あなたのその時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。

1ヶ月前のあなたと、今に変化はありますか

1年前のあなたと、今に変化はありますか

5年前のあなたと、今に変化はありますか

変化がないのなら、もう一度時間に対する考えかたを見直して見るべきです。

そして、時間は誰も待ってはくれないことを理解しましょう。                                       昨日あった86,400円は、もう過ぎ去りました。どんなことがあっても、戻ってくることはありません。明日はまだあなたのものではありません。

今日、あなたに与えられた時間で、明日に繋がる最大限の物を作り出して下さい。だから、英語で今を「Present」と言います。      

                                                         如何だったでしょうか?この文章を何回も読み返してみたら、人によって価値観は違うにしても、当時の年齢で意味は分かっていても実感はありませんでした。

しかし年齢を重ねごとに、時間の大切さを実感する事ばかりです。ことわざで光陰矢の如しと言う言葉がありますが、人生の終着駅は分からないとしても、確実にいえることは「人は生まれた瞬間、あの世に行く準備をしている」のです。

考えることができる頭、手が動く、足が動くうちに、時を噛みしめて前に進みたいという思いになった次第です。

この文章、皆さんはどう感じられたでしょうか?

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