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人が幸せになるためには原理原則があり、その上に法則が成り立っている

人は誰しもが幸せな人生を送りたいと思い、いつも願っているはずです。

あえて不幸になりたいなどと願う人は一人もいないでしょう。ですから幸せになるためにはどうしたらいいのか、人それぞれが探求しているのでしょうが、幸せかどうかは人によって違いますし、また意味合いも違います。

インターネットや書店に行って、「人が幸せになるための法則」と言うキーワードで探してみると、いろいろな方が説明されています。書かれている内容を見ると、どれも素晴らしい内容ばかりですが、あえて言うなら、法則の前に、原理原則が存在し、その上に法則が成り立っているのだということをお伝えしたいと思います。

私は企業研修の講師として、又は、企業に赴き講話をする講師として、人の前で話をする機会をいただくのですが、必ず話をすることは、人は誰でも幸せになるためには原理原則を知り、実行することが必要だと力説しております。

法則には必ず前提に原理原則というものがあり、その原理原則を実行した者だけが、結果として事象が訪れる。

この事象が法則として解釈されるのです。

では、その原理原則とは何だと思いますか。

それには2つあるのです。

一つは自分の人生に対して目標を持つこと、もう一つは人に対して感謝することを覚えること、この二つです。

この二つが原則であり、その上に法則は成り立つのです。

一つ目の自分の人生の目標を持つことですが、どのような人生を歩んで生きたいのか、どのような人生を送りたいのか、目指す人生像を持つことです。

しかし人は、目標を持って人生を歩む人、逆に目標を持たずに人生を歩む人、極端ですがこの二つに分かれます。

目標を持って人生を歩む人は、どのような苦労でも苦労とは思わず、色々な体験や経験を積みながら将来に向って歩みますが、目標を持たずに人生を歩む人は、些細な苦労でも悲観し不安な気持ちを持って将来に向って歩むのです。

ここで言いたいことは、人は過去の経験や体験した範疇でしか将来を見ることが出来ないということです。

次に人に対して感謝することです。

単純に、何かをしてもらったから感謝すると言う意味ではありません。それは当たり前の話として。

私が言いたいことは、ご自身ではなかなか気付かないことですが、ご自身の悪い部分を指摘してもらえることに対して感謝すると言う意味です。人は、人から指摘されると感謝するどころか、嫌な顔をしてみたり、噛みついたりする人がいますが、相手はあえて悪い所を指摘したいのではなく、その部分を直した方がいいと思って指摘してくれているのです。

ことわざに、人の振り見て我が振り直せといいますが、私は人の振り見て我が心を直せと言いかえます。なぜなら、心からそう思わないと同じことを繰り返すからです。

ですが、人は人の振り見てという部分が他人事であるから、人から指摘や注意されても同じことを繰り返すのです。

だから、人から指摘や注意されたことを受け入れ、「よかった、ここで注意されて、同じようなことを違う人にもやっていたかもしれない。ありがたい」と心から感謝しなければ、人は成長しないのです。

この二つが原理原則なのです。

先ほども言いましたが、原理原則の上に法則が成り立っていると言いました。人がどのような生き方をするかによって、プラスの法則もあれば、マイナスの法則もあると言うことです。

法則は、今起きている事象に対して解釈しますが、もとをただせば、どのような生き方でも、法則はあるのです。ただそれが人生の目標を持った生き方、感謝する心、この二つを持った生き方をすれば人は誰でも幸せになれるのだと言うことです。

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