総合建設業
日夜眠れない日が、
眠れる喜びに変わった日
苦しい状況の中、組織に入り込むコンサルティングで経営状況を改善。社員の意識が変わり、企業自体の軌道もいい方向へ向かうように。
CUSTOMER VOICE お客様の声
マネジメントオフィス・Kさんとの出会いは金融機関からの紹介でした。当社は55年にもなる総合建設業を、私が43歳の時に先代から譲り受け、何事もなく事業を営んでいました。しかしバブル崩壊によって売上が激減したのを皮切りに、30億もあった売上が20億にまで落ち込みました。当然売上もさることながら、ちょくちょくと資金ショートを起こすようにもなり…。資産の売却やリストラを進め何とか持ちこたえていたものの、一人前として未熟な社員、技術レベルが低い社員などが残ったため、クレームが相次ぎ、やがては原価が膨らみ、利益幅が低い状態になってしまいました。
この状態ではいけないと思い、外部から大手企業を退職した人を招き入れたり外部の技術者講習を受けさせたりと、立て直しを図りました。ただそううまくはいかず、一旦崩れ組織はなかなか再構築できませんでした。資金は徐々に詰まっていく状態で、「このままでは破綻する」と思うと日夜眠れなくなってしまいました。家内から「銀行に相談しにいったら」と言われて銀行に赴いたところで、川原さんを紹介されたのです。
私はコンサルタントに対しては正直、机上で説明されるだけ、会議に出席して話を聞いて終わりだろうという偏見を持っていました。失礼ながら、川原さんに対しても同様の印象を持っていたことは認めます。川原さんの指導が始まった最初の2ヶ月は、部署ごとの問題や個人の問題の指導でした。「これで本当に良くなるのかな?」と疑問に思っていましたが、3ヶ月目から不思議なことに、互いの部署、上司と部下との連携が取れ始めたのです。4ヶ目以降になると社員同士で「利益をどのようにしたら取れるのか」など建設的な議論が交わされるようになりました。あれだけ私が口酸っぱく「利益」と口出していたことが、わずか4ヶ月で改善されたのです。5ヶ月目以降はもはや「目標利益」が共通言語に変わっていました。1年後、売上は前年度と変わらないまでも、利益は苦しんでいた時の1.8倍にもなり、資金ショートもしなくなりました。これから先、何が起こるのかは読めない部分もありますが、布団の中で眠れる日があるだけでも幸せです。
総合建設業
代表取締役 S.T