建設業
「これに賭けるしかない」──破綻寸前の建設会社が、過去最高益を更新するまで
受注の激減に、2億円の損害が重なり、経営破綻を覚悟していた創業35年の建設会社。どこに相談しても立て直しのヒントが得られない中で、一枚のFAXから再生が始まった記録です。
CUSTOMER VOICE お客様の声
数年前から受注量が大幅に減り、資金繰りが苦しくなる中で、知り合いから「老人ホームを一緒に経営しないか」と誘われました。新しい事業の柱にしようと考え、建設資材の提供と工事を請け負いましたが、話は途中で頓挫し、2億円の損害を被りました。弁護士を立てたものの、先方にも弁護士がつき、問題は数年にわたって塩漬けの状態になりました。
この損害が追い打ちとなり、資金繰りはさらに悪化。ついには、経営破綻を覚悟するところまで追い込まれました。金融機関や税理士に相談し、いくつものセミナーにも参加しましたが、立て直しのヒントは得られませんでした。
そんなとき、たまたま目にしたのが、建設業向けセミナーの案内のFAXでした。「どうせ、これまでのセミナーと同じだろう」と思いながら参加しましたが、話を聞いて、「これに賭けるしかない」と感じ、マネジメントオフィス・Kに相談しました。
マネジメントオフィス・Kが実際に現場に入り、財務状況を確認すると、事態は想像以上に切迫していました。
まず動いたのは、塩漬けになっていた2億円の問題です。マネジメントオフィス・Kから紹介を受けた弁護士に依頼し直したところ、数年動かなかった問題が、3ヶ月で決着しました。
並行して進めたのは、決して華やかな解決策ではありません。金融機関にはリスケジュールをお願いし、眠っていた在庫を現金化し、機材はリースに切り替える。材料費や外注費の支払いは、頭を下げて交渉して伸ばし、一方で、入金はできる限り早める。
現場の職人たちも、営業とは無縁だった日々から一変しました。仕事終わりに、地域へ「建設・リフォームの簡単な仕事も承ります」というチラシを配り、そこへ営業担当が訪問する。会社全体が一丸となって、できることを一つずつ積み重ねていきました。
その結果、会社は再生を果たし、今では過去最高益を更新するまでになっています。
建設業 代表取締役 H.T