コンサルティングフロー
製造業から不動産業、建設業や小売業などクライアントは多岐にわたる当社。将来あるべき利益を設定し、現在のなすべき行動を導出する「利益先行管理」の考え方を掲げています。かつ、企業の抱える問題を組織の問題ととらえて一人ひとりへと働きかけていくことで変化・再生の原動力を生み出し、めざましい成果へつなげていきます。
企業はもちろんのこと、人々から高い評価を得ている理由は、単なる数値・利益の改善ではなく、そこで働く人々の幸福こそを命題に掲げているからです。
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Flow.01 現況の診断調査
まずは現在の会社の抱える問題点を洗い出すところから始まります。収益性や財務体質をはじめ、役員・管理職・社員の帰属意識や、モチベーションにも注目します。
●業務・組織面
役員幹部から社員にいたるまでヒアリング・アンケート・面談を実施します。組織の三要素&管理職の4つの責任、報告連絡システムや会議制度、指示命令系統のチェックなど組織力の評価を行います。
●財務・計数面
帳票類の調査や取引先、銀行へのヒアリングを通して、計数管理意識や業績成果のわかりやすさなど業績管理の調査や、予算の作成や品質管理など原価管理帳票の実態調査、経理基準・月次決算体制、資金管理のチェックを行います。 -
Flow.02 分析と報告〜
課題の全社的共有現況調査の内容をもとに、財務諸表の数字の"裏"をとります。「どのような問題がどのように絡み合い、一つの数字としてあらわれてきているのか」を明らかにしていきます。適正利益に対する人員や仕入れの量的バランスから、組織内に潜在する人間関係の齟齬まで。あるべき姿へのロードマップを描くために問題の因果関係をあらゆる角度から検証し、組織のトップとともに具体的な改善策を構築・今後の指導方針を決定していきます。
そののち経営陣に対する報告会や一般社員に対する報告会を実施し、全社内に"現在の状況"と“あるべき姿”を共有します。 -
Flow.03 組織トレーニング〜
人間関係の再構築経営の改善は、企業に携わる"人"の意識の変革から始めねばなりません。どのような仕組みや制度、戦略を導入しようとも、それを動かす"人"の変化なしには機能しないからです。そこで、短期間の集中トレーニングを実施します。ともすると、一見みなさんを尻込みさせてしまうような厳しいものかもしれません。だからこそ、企業が変わるきっかけとして効果が発揮されると考えています。
こうした組織の集中トレーニングを通すことで企業の社員一人ひとりが、全体の抱える問題を自分の問題と捉えられるように。各人が能動的に課題解決に取り組むよう促して、管理職にはより強い責任感と自覚を意識させていきます。目標は社員の"自律"のうえで本音をぶつけあえる人間関係を築くことです。組織に溜まったよどみを取り除き、個の自律と関係の透明化を実現すること。それにより組織は、ただの人のあつまりではなく、それぞれが互いに協力できる関係へと成長するのです。 -
Flow.04 業務と組織の
統合的なシステム化組織の規律を具現化するツールとしてITシステムの導入を行います。生まれ変われた組織に順応したビジネスプロセスを再構築していくのです。IT化の必要性を認識し、課題解決の道具としてシステムを導入します。
組織の問題点をクリアにしたうえで事業目標と経営戦略にもとづき内製することにより、システムは真に有効なツールとして機能し始めます。 -
Flow.05 フォローアップ〜
利益を上げ続ける組織へコーチングのサイクルが一巡した以後は定期的なフォローアップを行っていきます。社会状況の変化に屈さずに利益を上げ続けることのできる組織体制の維持と定着、さらなる改善を目指していきましょう。