突如として需要の減少、今もなお、当面の事業資金や雇用の維持など、喫緊の課題に追われている状況下において、前に進みたくてもどのようにすればいいのか、また2年後には融資の返済が始まるが目先の売上や社員の動きが鈍くモチベーションが上がらない・・・・・
どこの企業も厳しい状況におかれているのではないでしょうか。
確かに業種によってはコロナによって、その恩恵を受けている企業もありますが、大多数の企業は、売上をあげることなく、経費削減、特に雇用調整をしながら、その場しのぎの経営をされているのではないかと思います。
〇過去を学ばない企業は同じ失敗を繰り返す
今から20年以上前、バブル崩壊によって、コロナ禍よりも大変な経済状況が訪れました。連日連夜、コロナ感染状況の報道と同じように、当時は企業の倒産や大型リストラなどが報道され、国民は生活するのに先が見えない不安を抱えながら戦っていたのです。
経営者達は雇用を守り企業を安定しようと必死にがんばり、当時流行した成果主義評価制度が救世主とばかりに飛びつき、こぞって導入したのです。しかし残念ながら失敗に終わりました。
確か報道番組でも成果主義評価制度を導入した企業アンケート結果、99%が失敗に終わり、社内が混乱というMCが発言していたのを今でも覚えています。 バブル崩壊後の経営者は売上をあげるために、社員教育、評価制度の導入、仕組み化、いろいろやったけれども上手くは行かなかったのです。
景気後退になると、どこの経営者も口を揃えて言うのです。 売上が下がった、資金繰りが厳しい、どうやったら売上があげれるのか・・・・
〇出来上がった組織に、その組織に馴れた従業員では勝てない 原因は、たった一つなのです。 出来上がった組織に、その組織に馴れた従業員では勝てないからです。
では、お聞きします。 当てはまる内容があればチェックしてください。
□ 経営者だけが売上をあげるのに必死になっている
□ 目に見えて動きが遅い、従業員の危機感が感じられない
□ 従業員の中には事なかれ的な人が多い
□ 売上や目標を計画しても、達成することが難しい
□ 不況でなくてもPDCAがまわらない
□ 次の担い手が育っていない
□ 売上が上がっても利益が薄利多売である
□ 従業員を教育しても業務に生かされない
□ 景気が良い時には転職者が多く、不景気なると転職者は少ない
如何でしょうか。
3つ以上チェックがあれば、今の組織では何をやっても勝てないのです。
なぜなら、経営者には見えない組織が形骸化し、何をやっても事なかれルールが出来上がっているからです。
なぜ、バブル崩壊したあと、成果主義評価制度を導入しても上手くいかなかったのか?
答えは社内が形骸化しているのに、従業員教育や評価制度を導入し、上手くいかなくなったら次々とあらたな手法を取り入れたからです。 では何をしておけばよかったのでしょうか?
当時の経営者達の声としては「企業体質改善」と「人材育成をしておけばよかった」と言う声が多かったのです。
その企業体質改善と人材育成は一見遠回りでしかないようですが、粛々と改革に着手した企業は売上をV字回復させ難局を乗り越えました、しかしそうでない企業は残念ながら倒産するか、仮に持ちこたえてもリーマンショックで倒産していくことになったのです。
如何ですか?
今のコロナ禍と同じ状況ではないでしょうか?
2018年~2019年にかけて大多数の企業は、人手不足でも売上や利益を上げていました。 だがコロナで一転してしまい、売上や資金繰りが厳しくなってきたと同時に、目につくようになったのが従業員の言語、行動・態度なのです。今まで忙しさのあまり、売上という隠れ蓑があったのが、売上がなくなったとたん社内の問題が露出しただけなのです。
企業の業績がいい時期ほど、社内の中では常に問題が発生し、人の入れ替わりによって、社内が形骸化され、人は徐々に事なかれ主義になるのです。それが、業績が悪い時期になると表に現れるだけのことなのです。
今からでも遅くありません、私どもは3つのステップで売上を改善することができる方法を知っています。
バブル後の企業様もそのようなステップで改善してきた自負があります。
事例だけでもよろしいので一度話を聞いてみませんか?
私は、名古屋市を中心に経営コンサルとして経営改善活動をしています。 延べ3000社以上の企業にかかわり多くの企業の改善のお手伝いをしてきました。
今では、直接お会いすることなく、オンラインで経営相談ができる時代です。
どうぞ、遠慮なくお声をかけてください。
お問い合わせ➢https://management-ok.jp/contact